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2013年05月11日

平湯キャンプ場の出会い

楽しかった平湯キャンプ 本編は?というコメントがありましたので
半日つぶして出会いまでをまとめてみました

出会い以降は今回ご参加いただいたブロガーの方のブログを参照いただければと存じます
平湯キャンプ場の出会い

文章ばかりですがもしよかったらお付き合いお願いいたします
読みにくいので文字を大きくしました




久々のキャンプだった。
キャンプ前日の仕事をある程度で切り上げ23時には布団に潜り込み明日の長距離移動に備えたが、こみ上げてくるワクワク感が私に襲いかかり、交感神経が優位となりアドレナリンを放出させワクワク感はさらに増大するばかり。これではとても眠れない。40手前の男がキャンプの前日眠れないなんて、恥ずかしくてなかなか大きな声では言えない。かの孔子は「四十にして惑わず」とおっしゃてるが、私は40目前にして、これから始まる未知のキャンプにしてドキドキして眠れずおちつかなかったわけだ。
 そんな中ようやく うとうとし始めたかと思えば隣に寝ている娘の足が私の下腹部に衝撃を与える。 痛い・・・・・・・外はまだ暗い。しかしふすまの向こうでガサゴソ物音がうるさい。すでに家内は起きている。いや寝てないのではないか?
 私より興奮して眠れなかったというのか? 私は布団という楽園への未練を断ち切り 這い出てくると、そこには昨日の片付けと明日からのキャンプの準備をしている家内がいるではないか。彼女は「片付けと準備していたために眠れなかった」のだと。 ホントはわたし以上に興奮して眠れなかったことを「片付け」という都合の良い言葉でごまかそうとしているのであろう。しかしそれに気がついたとしてもそのことに気づかない振りをし、「大変だったね片付けと準備ありがとう。」と大人の対応をするのがダンディズムであることを私は知っている。
 そして、何も気がつかない振りをして、片付けと準備のお礼を述べ、さらに自分だけ寝てしまったことを謝る。 これだけ下手にでていればこれから先はこちらからのものである。
 時計は3時を回ったところである。これはいい。早く出るにはもってこいだ。家内には出撃時間の修正を告げ、娘たちを起こす準備を始める。しかしその準備も必要なく娘たちもすぐに起きてきた。子どもたちもやる気である。
 出撃準備を整え4時に出発することになった。早朝出撃の際はいつもコンビニエンスストアもしくはパソコンの異名を持つハンバーガー屋に立ち寄り糧を得るのである。娘たちのリクエストで朝Macを調達することになったが早速落とし穴が待っていた。 
 その店は高速のインターチェンジに向かう国道の反対車線に店を構えておりUターンをせざるを得ないのだが、田舎の朝4時の国道はあまりに暗い。普段なら見落とすはずのないのだが家内からの指摘をもらうまでは素通りするところであった。 しかし24時間営業のはずのハンバーガーチェーン店の看板が暗くて見えない?ということはいささか気になる。たしかに昨年より売り上げ・利益共に減少しているという話を何かで見たがその影響で経費削減として看板の照明を落としているというのか? F社長でもそんなことはないだろうと府に落ちない点を引きずりながらハンドルを大きく右に回し国道をUターンをする。 ハンバーガー屋ではもちろんドライブスルーである。それにしてもホントに看板に照明をつけてない。店内からはほのかな明かりが出ている。ドライブスルーの機械にクルマを寄せマイクに向かう。 いつもなら「いらっしゃいませ、マイクに向かってご注文をどうぞ。」とさらにおすすめなんて聞いてないのに無理矢理おすすめを話してくるのに今日は何一つ話してこない。・・・おかしい。まだ暗い4時、牛丼チェーン店が夜間に強盗に入られるご時勢 何があるか分からないと警戒しているのかと思い こちらから丁寧に怪しまれないように語り掛ける。「すみませーん」 マイクの向こうから返事がない。朝だからバイトが少なく対応がたいへんなんだろうと、どこまでも前向きな発想ができる。これもこれから始まる出会いとキャンプに胸をときめかしているから世の中が全てポジティブに動いていると勘違いしているのである。 さらに、「すみませーん。注文いいですかぁ?」とやさしくうかがう。あくまでも低姿勢にである。それでも全く反応がない。 これはどうしたものかとマイクの下をよく見ると、張り紙が。
『メンテナンスのために5月3日は7時までお休みしてます』
 なぬ・・・・・ 
もしかして店内に強盗が入ってクルーのお姉さんたちが恐怖におびえているのではないか、
助けにいけねばならないと少しでも考えた私がバカだった。
「GWに点検するんじゃねー」
 気を取り直してコンビニでパンとおにぎりを買いだめしていざ平湯に向かうのであった。
 道中は早朝であったので我々の走る上り車線はすこぶる快適であった。しかし反対車線は5時半のようやく明るくなりつつあるなか、中国道 宝塚付近はすでに渋滞であった。いつも渋滞をしているところであるが、みんなどこに向かっているんだろうか?それはさておきクルマは順調に進む。大阪を越え京都を越え名古屋の手前一ノ宮ジャンクションから東海北陸自動車道を北上する。途中2車線から対面通行にて車線減少する際に渋滞にて30分くらい動かないことがあったがGWの交通渋滞を考えると非常に順調だったと思われる。順調だったと思っていたからさらに落とし穴に落ちるのであった。
 渋滞を抜け飛騨清見インターで降りる予定であったのだが、ナビが古いためまっすぐ行けば料金所と表示されていた。ナビを信じそのまままっすぐ突っ走ってしまい飛騨清見インターを通り越してしまったのだ。 そう、このクルマを買った2007年には飛騨清見インターから先の白川郷インターまでは開通されてなく、翌年の2008年7月に開通したというのだ。なんということか。それまでほぼ順調にいってた道のりがここで一気にロスしてしまう。まぁしかしすぐ走れば次のインターでUターンできると思っていたのだが、こういうときになかなか次のインターが出てこない。ナビは何も表示されてない山の中を突き進んでいる。ことあるごとに右も左もわからない山道に誘いこもうとする。これは今回お会いすることになっているK氏の謀略か?と頭をかすめたが今はそれを考えているよりも何よりUターンをどこでするかを考えるしかない。しかし、この高速道路、険しい山々にトンネルを掘って作っているのでトンネルばかりである。周りを見渡せどもオレンジの照明が目に飛び込むだけで切なくなる、さらに11kmものトンネルが私を追い詰める、この11kmのトンネルは徐々に下りつづけている、この下り坂を数分後か数十分後には登ってこなければならないことを考えると余計に頭が重くなる。いまごろT家は昼ごはんの準備をしている頃か、K家もそろそろ到着したころかと、遅れをとった負い目で気が焦るばかりである。 
 長いトンネルを越えるとすぐに白川郷インターであった。白川郷は私の中で行きたい観光地のひとつ。ここで降りるわけだからちょっとだけ合掌造りの集落を散策してもばちは当たらないだろうなんて悪魔のささやきが聞こえる。 いやそれはならない。平湯にT家とK家を待たせているのだ。 気分は走れメロスである。早く戻らなければ親友のセレヌンティウスは自分の身代わりに処刑されるのだ。それはならない。正義の心が燃え上がり白川郷のインターに降りてもそのままドリフトターンでまた高速に戻った。唯一の救いは一瞬ではあるが合掌造りの集落がインター付近から見えたことだ。わたしの白川郷観光は一瞬で終わったのである。ある意味効率の良い観光であった。 そんなことはどうでも良い。今通ってきたトンネルを今度は登らないとならないのだ。2400ccのハイブリッドエンジンのアクセルを踏み込み気分はサーキットの狼、いや、よろしくメカドック、頭文字Dである。BGMはもちろんユーロビートである。 11kmもあるトンネルを抜けそして飛騨清見インターでようやく高速を降りた。この間無駄に50kmくらい走った。K氏にはとりあえず80kmといっておいたがよく調べてみると随分とさばを読んでいたことになる。K氏のブログからすればまぁ問題はなかろう。
 高速を降りてからは高山市内を抜けていくがも驚いたのはガソリンの価格だ。内陸地価格と理解するものの1L160円となっていたので始めはハイオクの価格かと思った。しかしそれでも給油しておかねばもし寒すぎたときのための発電が必要になるので背に腹はかえられない。と言うのも平湯キャンプ場は電源サイトがない。4月27日に積雪があり30センチ積もった雪がキャンプ場内に残っているとのこと、もし寒ければホットカーペットを利用するための電源を確保するために車の燃料はある程度必要になるわけだ。 それにしても徳島市内と比べて1Lあたり13円も違うのだから濃いものが入っているのだろうとわけのわからないことを自分に言い聞かせて納得させた。
 高山市内を通り抜け平湯キャンプ場についたのは12時10分だった。Tママに平湯のゲートから電話しその発信履歴が残っているから正確な時間である。 4時に徳島を出て500km+αを7時間かけて到着した。なんとも爽快な気分だ!
 そんな爽快な気分もすぐに緊張感とドキドキに変わる。今までお会いしたことのないTママがゲートまで向かいに来てくれるのだ。始めてお話しをしたのも電話でつい数時間前のこと。ブログやメールでのやり取りはあったが全くの初対面である。39年の人生のなかでこのような経験は初めてのため妙な緊張が体を支配する。 とおくからパッションピンクの上着を着た女性がこちらに向かってくる。おそらくこの方だろう。近づくにつれて緊張が増し身体が硬くなるのがわかる。私は気が小さいのだ。それを理解している私はあえて何も緊張してませんというやらなくてもよい演技をしあたかも自然を装い挨拶するのだ。 「はじめまして、いくなよGです。つんきゃのママさんでいらっしゃいますか?」 自分で自分のことをブログ名で呼ぶことなんてはじめてのことだから言っている自分が一番気持ち悪い。しかしそれを悟られぬように平然を装う。 Tママ氏はブログ上のお付き合いのイメージよりも落ち着いた感じの方だったのでこちらも落ち着いた感じを出そうとするが緊張で鼓動の動きがおかしい。そのためその後何を話したか覚えてない。それにしても情けない男だとつくづく思う。 Tママ氏には場所取りまでしていただいていたのでその場所まで案内してもらう。ゲートから結構遠いのだというので車に乗ってもらいたかったがなにぶん荷物が多く乗っていただくスペースがなくはじめから義理を欠いたように感じ、胸が痛い。 平湯キャンプ場は広い。ゲートをくぐりどれだけのテントを見ただろうか。 それも雪が残っているのにも関わらずだ。ホントに物好きが多い。ただ見た感じ物好き度を車のナンバーで判断するなら私がもっとも物好きになりそうである。まだ会ったことない方と500km移動してキャンプで初めて会いましょうというのだから全く物好きであろう。 そしてこの500kmの移動はこのあと正しかったことに気付くのであった。
 
サイトに到着してからはTママ氏の旦那様Yっさんとお子さんたちK家族と対面することになった。
K氏は昨年ブログを始めてからずっとお付き合いのある方。今回の企画をいっしょに考えた方だ。ブログで知り合ってからほぼ1年、この企画を立案してから半年の感動の出会いである。しかし、私はあまのじゃくなので感動の出会いを何もない いつものことのように「よっ」と車のパワーウインドウをおろしてさらっと流してしまう。気持ちは感動であふれているのであるがあくまで何もない振りをするのだ。なぜそうするのかわからないがそうなってしまう。しかし、私なりの感動の出会いであった。

このあとはK氏Tママ氏のブログを御参照いただきたい

かもちん、つんきゃのママさん、髭さん、mnさん 写真がないからこれで許して~




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Posted by いくなよG at 15:17│Comments(12)雑記
この記事へのコメント
こんばんは

Gさん、写真があるいつものやつよりいいですよ!!

なんか、グルキャンを終えられて

なにかが弾けた感じ~??笑

kamomeさんもプロデュースの才能ありますよね~

とにかくすばらしい出逢いであったということヒシヒシと。。

あまり良いとはいえないコンディションのなかお集まりになった

みなさんの熱意に感動すらおぼえます。
Posted by 茶虎茶虎 at 2013年05月11日 21:52
茶虎さん たびたびども

私はめんどくさがりなモンで
バシバシ写真をとれないんですね
常にポケットにカメラを忍ばせていたのですが
ダメですねぇ・・・
今回は、いや今までもそうですが、
写真があまりなかったので本編なんてできないんだけど
とおもってましたが
せっかくなので文章だけでもと思い無理矢理アップしました

なんだか弾けたというかまだまだ余韻をひっぱっている状態です
あーまた行きたいなぁ
Posted by いくなよGいくなよG at 2013年05月12日 01:30
字だけのもよかったよん。キャンプがいろんな意味で楽しかったのがよくわかるよ!
じーすけがさらにはじけたって?ますますパワフルになってそうやね~
Posted by さなぎ at 2013年05月12日 21:39
さなぎさん ども

いやーホントいいキャンプだったよ
なかなか言葉で表現できないけど
とにかく良かったよ

私そんなに弾けてないです
もう歳ですから・・・
気付けば栄養ドリンク飲んでます(汗)
Posted by いくなよGいくなよG at 2013年05月12日 22:46
ひ〜!
いつもとなんかちゃうわ〜!笑

天然嫁ちゃんもきゃわいいお子ちゃまたちも楽しみにしていたみたいで!
こっちも楽しみでチェックインには間にあいたいと、
1時半出発でしたね〜♪ああいうときって不思議と起きていられるのですよね!
夜勤前に眠れない苦痛とは大違いみたいな!

あ、マクドナルドのドライブスルーをほんとにスルーしちゃったのね。
いや、スルーされたのかいな!

マクドだけで、明日続きを読もうと思ったけど、頑張って読みました!

臨場感がひしひしと!
Posted by つんきゃのママ at 2013年05月12日 23:54
のまちん ども

がんばって読むものではありません

ゆる~く読んでください(笑)

マックはショックでした

あーそれにしても楽しすぎて社会復帰に影響が・・・

あすから1週間またしんどいなぁ
Posted by いくなよGいくなよG at 2013年05月13日 00:10
こんにちは☆

写真もないのに本当に書いてくれましたね(笑)

この文章レポから愛を感じました。

でもね、、、かなり面白かったよwww

到着までのじーちゃんが知れて良かった!

…大変だったのねw

かわいそうなので次回はあと3kmほど徳島よりにしてあげましょうか?
Posted by kamome78kamome78 at 2013年05月14日 15:46
78さん こんばんは~

本編を書けと脅され
怖くなったので必死に書きました(笑)

常に愛を込めてブログしてます(嘘)

あぁそれはうれしいです
ということで平湯から3km圏内にキャンプ場があるか調べてみましたが
ありませんでした(泣)

っていうかもっと徳島よりでおねがいします
Posted by いくなよG at 2013年05月14日 23:31
遠く飛騨までお疲れさまです。

山歩きも始められるのでしたら、北アルプス上高地の入り口ですね。
夏に再度行かれるのもお薦めかと。

こちらのキャンプ場も利用しましたが、奥飛騨温泉のキャンプ場も
お薦めです。

次回は、がんばって聖地ヘッドクォーターズをめざしますか?
Posted by himaakahotakahimaakahotaka at 2013年05月15日 22:26
himaakahotakaさん こんばんは

このあたりはホントすばらしいとこばかりですよね

1週間くらいのんびり楽しみたいです

ヘッドクォーターズ・・・徳島から720km!!

近場で楽しみます(笑)
Posted by いくなよG at 2013年05月16日 23:45
おはようございます!

到着されるまでにあれやこれやとハプニングがあったんですね〜。
長旅お疲れさまでした(^_^)
そして奥様のご実家愛知県だったんですね!
Posted by mn at 2013年05月20日 11:10
mnさん こんばんは~

そうなんです
とりあえず白川郷にも行きました(汗)

できれば見て回りたかった(泣)

この先行くことあるかなぁ

嫁が春日井なのでいけないことないなぁってひそかに狙ってます(笑)
Posted by いくなよG at 2013年05月20日 21:03
 
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平湯キャンプ場の出会い
    コメント(12)